低い不満
入力ルールを忘れてしまっていた。
先日購入したAKG-K271s。エイジングが進んだかどうかはともかく、ジャンル別にわけて感想を箇条書きしてみた。
Get Happy / Elvis Costello(CD)
この手の音楽はこのヘッドホンでは聴かない方がよい、とつよくいいたい。低音の腰抜け度はAKG社の想定する低音と私のもっている低音のイメージに大きな隔たりがあるということなのだろう。
Art Pepper Meets The Rhythm Section / Art Pepper(LP)
空気の響く音が自然に聞こえるのは録音が優秀なせいだからであろう。ヘッドホンの切れがよいわけではない。長く聴いていても飽きない。録音に使用したマイクがAKG社製だからか。
Bruckner Symphony No.3 / Lobro von Matachic(CD)
弦楽器アンサンブルのような音の密度の濃い音は薄っぺらく、期待したほど啓示を受けるような衝撃的な音でもない。
As time goes by / Carmen McRae(LP)
ピアノ弾き語りなどは、音が少ないのでまあまあ聴ける。
Monochrome/ Minako Yoshida(LP)
ピアノ以外のバックの音は頭の中で消し込んで聴かないとつらい。ベースなどの低音は柔らかく、もこもこっとしか聞こえない。
どちらも歌手本人がピアノを弾いていてとても好きなアルバム。
音のバランスをこのヘッドホンを基準に作成してしまうと別な再生装置で聴いたとき差が大きく愕然とするに違いない。
というわけで、どこがよいのかわからんまま使い続けている。
気分を換えてスピーカーで鳴らして聴く。
音楽
- Good Friday Blues
- Willow Weep for Me
- Good Friday Blues / The Modest Jazz Trio / K23P6716