売却記


地図CのサイトをみていたらOM-3が何台か中古ででていた。急に欲しくなり、家にあるのを委託に出して代わりに手に入れる野望が持ち上がった。コニカFT−1モーターとOM-2 S/P。付けていた胴体も持ち出して新宿へ向かった。店員に予想を上回る売値をつけられ5000円ずつ下げた値段で置いてもらうことにした。その足でOM-3の中古を購入。20年以上前のものでとにかく汚かったが、メーカでO.H済みであった。一週間くらいほったらかした後、空シュートしてみると枚数カウンタが動かない。直ちに新宿に電話し、別の個体と交換してもらった。その日は成田空港へ家族を迎えに行く用事があり、京浜急行に長い間乗った。電車内は暖房が暑いくらい効いておりom-3入りの鞄を床に転がしたままだったのがいけなかったのか、自宅にもどって空シュートしてみると1回で巻き上げが止まるはずが何度も巻き上げができてしまう。これも不良品だ、と直ちに新宿へ再び行き、今度は返金してもらう。om-2 s/pはていどのよいものであったのだと再認識し今からでもひきあげようかと思い、件のサイトを覗くと2台とも販売終了していた。これで、OM難民となったわけである。それにしても魔が差したというか霹靂というか、失って初めてわかることもあるのだなとつくづく感じ入っている今日このごろ。