昨晩テレビでスガ
シカオのライブをみた。曲の合間のコメントがとても興味深かった。自分の中に人格が少なくとも3人いて、一人は宣伝部長的な存在、もう一人は根が暗いマニアックな人、この人が曲をつくったりしていて、最近わかったもう一人はどういう存在か表現は失念したがくつろいでいるとでてくる、詩を全部つくっているひと、というのである。そういえば自分もいくつか歌詞と思われるようなものをひねりだしてきていて私的には、一人は頭の堅いまじめな人間、もうひとりは破滅型の異性にだらしない人間、そしてもうひとりが酒を呑んだりしているとでてくる脳天気な感覚的なひらけたやつ、といったところか。今までは破滅型の人格がペンを握ると詩をつくるのだと思っていたが、どうもそうではないらしい、ということが自分にもわかってきつつあった。このヒト、とにかくなかなかでてこない。7年くらい前は大酒のんでへろへろになってくたばる寸前ででてくることが常だった。なんだか昔のスポ根マンガみたいな話しだな。一人目は親や日本が望んでつくりあげた人格、二人目は一人目のアンチテーゼとしてどうしようもなく顕れた人格、そして3人目の人格が本当の人格だと思っている今日この頃なのである。この年になって自分探しかよオイオイ。でもそれが愉しい。
音楽
- バッハ / ゴールドベルグ変奏曲 / グールド
- アーティスト: グールド(グレン),バッハ
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 発売日: 2004/11/17
- メディア: CD
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